カテゴリ: Python 更新日: 2026/02/10

Pythonのloggingモジュール完全入門!初心者でもわかるエラーをログに記録する方法

Pythonのloggingモジュールを使ってエラーをログに記録する方法
Pythonのloggingモジュールを使ってエラーをログに記録する方法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Pythonでエラーが出たとき、画面に表示されるだけだと後から確認できなくて困ります…」

先生

「それなら、loggingモジュールを使ってエラーを記録すると便利ですよ。ノートにメモを残す感覚です。」

生徒

「ログって難しそうですが、初心者でも使えますか?」

先生

「基本だけ覚えれば大丈夫です。順番に見ていきましょう。」

1. loggingモジュールとは何か?

1. loggingモジュールとは何か?
1. loggingモジュールとは何か?

Pythonのloggingモジュールとは、プログラムの動きやエラー内容を記録するための標準機能です。人が日記を書くように、プログラムも「何が起きたか」を文字として残せます。これをログと呼びます。

エラーが起きた瞬間は画面を見ていなくても、後からログを見ることで原因を確認できます。初心者の方にとっては、失敗の記録を残して復習できる便利な道具です。

2. printとloggingの違い

2. printとloggingの違い
2. printとloggingの違い

Python初心者の方は、よくprintで状況を確認します。printは画面に文字を出すだけですが、loggingはファイルに保存できます。これは、口頭で説明するのと、紙にメモを書く違いに似ています。

プログラムが終了してもログは残るため、エラー調査や確認に役立ちます。エラーハンドリングと組み合わせることで、安全なプログラム設計ができます。

3. loggingの基本的な使い方

3. loggingの基本的な使い方
3. loggingの基本的な使い方

まずはloggingモジュールを読み込み、簡単なログを出してみましょう。ここではエラーではなく、情報を記録する例です。


import logging

logging.basicConfig(level=logging.INFO)
logging.info("プログラムが開始されました")

INFO:root:プログラムが開始されました

このように、logging.infoを使うと「情報ログ」が表示されます。levelはログの重要度を表します。

4. エラーをloggingで記録する方法

4. エラーをloggingで記録する方法
4. エラーをloggingで記録する方法

次に、例外処理と組み合わせてエラーをログに残す方法を見てみましょう。転んだ理由をメモするイメージです。


import logging

logging.basicConfig(level=logging.ERROR)

try:
    result = 10 / 0
except ZeroDivisionError:
    logging.error("0で割ろうとしました")

ERROR:root:0で割ろうとしました

このように書くことで、エラー内容がはっきりとログに残ります。

5. ログをファイルに保存する設定

5. ログをファイルに保存する設定
5. ログをファイルに保存する設定

画面表示だけでなく、ファイルにログを保存するとさらに便利です。ノートに書き残す感覚で考えてください。


import logging

logging.basicConfig(
    filename="error.log",
    level=logging.ERROR
)

try:
    number = int("abc")
except ValueError:
    logging.error("数字に変換できませんでした")

この設定で、error.logというファイルにエラー内容が保存されます。後から何度でも確認できます。

6. ログレベルの種類と使い分け

6. ログレベルの種類と使い分け
6. ログレベルの種類と使い分け

loggingには、重要度を表すログレベルがあります。代表的なものはDEBUG、INFO、WARNING、ERRORです。信号機の色分けのように、状況の重さを示します。

初心者の方は、INFOで動作確認、ERRORで失敗の記録を残すだけでも十分です。すべてを細かく使い分けなくても問題ありません。

7. loggingを使ったエラーハンドリング設計の考え方

7. loggingを使ったエラーハンドリング設計の考え方
7. loggingを使ったエラーハンドリング設計の考え方

loggingを使う目的は、エラーを隠すことではありません。何が起きたかを正確に残すことです。例外処理で画面表示を分かりやすくし、loggingで内部の記録を残すと、安全で親切な設計になります。

これは、お客様には分かりやすく説明しつつ、裏では詳細なメモを取っている状態と同じです。

8. 初心者がloggingで意識したいポイント

8. 初心者がloggingで意識したいポイント
8. 初心者がloggingで意識したいポイント

Pythonのloggingモジュールは最初は難しく見えますが、基本は「記録する」だけです。まずはエラーをファイルに残すことを目標にしましょう。

loggingを使うことで、Pythonの例外処理がより実用的になり、後から原因を調べる力も自然と身についていきます。

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