Pythonで文字列を繰り返す方法!*演算子を使って簡単に複製しよう
生徒
「Pythonで文字を何回も繰り返して表示したいときって、どうすればいいんですか?」
先生
「Pythonでは、*(アスタリスク)演算子を使うと、文字列を簡単に何回も繰り返すことができますよ。」
生徒
「えっ?アスタリスクって掛け算の記号ですよね?文字にも使えるんですか?」
先生
「その通りです。Pythonでは、数値と文字列を組み合わせて*を使うと、文字列を複製できるようになっているんです。では、詳しく見ていきましょう!」
1. Pythonで文字列を繰り返すとは?
Python(パイソン)では、文字列(もじれつ)を*演算子で簡単に繰り返す(コピーして並べる)ことができます。「演算子(えんざんし)」というのは、足し算や引き算、掛け算などをする記号のことです。*は本来は掛け算の意味ですが、Pythonでは文字列に使うと、同じ文字を何回も繰り返す便利な働きをします。
例えば、「Hello」を3回繰り返したいときは次のように書きます。
text = "Hello"
result = text * 3
print(result)
このプログラムを実行すると、「HelloHelloHello」という結果が表示されます。
HelloHelloHello
2. 文字列と数値を組み合わせて繰り返す仕組み
Pythonでは、文字列と数値を*でつなげることで、その文字列を指定した回数分だけ繰り返すことができます。ここで大事なのは、「文字列」と「整数(せいすう)」を組み合わせるという点です。「整数」は1や2、10のように小数点がない数字のことです。
下の例を見てみましょう。
print("ABC" * 4)
ABCABCABCABC
このように、「ABC」という文字列が4回つながって表示されます。
3. 空白や記号も繰り返せる
Pythonでは、アルファベットだけでなく、スペース(空白)や記号も文字列として繰り返すことができます。たとえば、「-(ハイフン)」や「*(アスタリスク)」を使って飾り線を作ることもできます。
print("-" * 20)
print(" " * 4 + "こんにちは")
--------------------
こんにちは
このように、"-" * 20は「-」を20回繰り返した線を作り、" " * 4はスペースを4つ分あけてから文字を表示します。
4. 変数を使って繰り返す回数を変更する
繰り返す回数をプログラム中で変えたいときは、数値を変数(へんすう)にしておくと便利です。変数というのは、あとで値を入れ替えられる「名前のついた箱」のようなものです。
mark = "*"
count = 10
print(mark * count)
**********
このようにしておけば、countの値を変えるだけで、繰り返す回数を簡単に変更できます。
5. 数値を先に書いてもOK!
Pythonでは、文字列の後ろに数値を書くだけでなく、数値を先に書いても同じ結果になります。つまり、"文字列" * 数値でも、数値 * "文字列"でもOKです。
print(3 * "にゃん")
にゃんにゃんにゃん
このように、文字列と整数の順番を変えても、同じように繰り返されます。
6. 0回繰り返すとどうなる?
面白いことに、繰り返す回数を0にすると、結果は空っぽの文字列(何もない文字)になります。
print("Python" * 0)
この場合、何も表示されませんが、エラーにはなりません。これは「空文字(からもじ)」と呼ばれます。
7. マイナスの数は使えないので注意
Pythonで文字列を繰り返すときに、マイナスの数(負の数)を使うと、何も表示されません。これは「間違い」ではなく、Pythonのルールです。
print("Hello" * -2)
この場合も、何も表示されませんが、プログラムが止まったりエラーになることはありません。
8. 他のプログラミング言語との違い
Pythonで文字列を*で繰り返せるのは、とても便利でユニークな機能です。他のプログラミング言語では、ループや関数(かんすう)を使って繰り返しを書く必要がある場合もあります。Pythonならシンプルに「文字列 * 数字」で完了するので、初心者にとっても扱いやすいのです。
まとめ
Pythonで文字列を繰り返す方法として*(アスタリスク)演算子を使うテクニックは、とても簡単で実用的です。特にプログラミング初心者にとっては、「文字列を何回も出力する」「装飾用の線を作る」「スペースを入れて整形する」など、基本的な処理を短いコードで実現できるのが大きな魅力です。
Pythonでは"文字列" * 数字という形だけでなく、数字 * "文字列"の順番でも正しく繰り返しが行えます。また、繰り返しの回数を変数にしておくことで、プログラムの柔軟性も高まります。変数の使い方や整数との組み合わせを理解することは、他の場面でも役立つ知識となるでしょう。
空白文字や記号も文字列として扱えるため、画面の出力に工夫を加えたいときにも便利です。たとえば、簡易的なメニュー画面や区切り線、インデントのような見せ方にも活用できます。以下は実用的なサンプルです。
# メニュー画面の装飾に応用
title = "メニュー"
line = "=" * 20
indent = " " * 4
print(line)
print(indent + title)
print(line)
====================
メニュー
====================
また、繰り返し回数に0を指定すると何も表示されない「空文字列」になる点や、-(マイナス)を指定してもエラーにはならないが結果が空になる点も理解しておくと安心です。Pythonはこうした柔軟な仕様により、エラーを起こさずに動作する場面が多く、初心者でも失敗しにくい設計になっています。
他の言語ではループ処理が必要になるような場面でも、Pythonならこの*演算子だけで完結できるのはとても効率的です。「Python 繰り返し 文字列」「Python アスタリスク 文字列」「Python * 演算子 使い方」などのキーワードで情報を探すことで、さらに理解を深められるでしょう。
これからPythonを学び始める人にとって、文字列操作は非常に頻繁に使う技術のひとつです。今回のような*演算子による繰り返しの書き方を覚えておけば、自然とプログラミングに自信がつくはずです。
生徒
「先生、今日の内容でアスタリスクの使い方がすごく身近に感じられました!」
先生
「そうですね。文字列を繰り返す処理は、意外といろんな場面で使うので、ぜひ活用してくださいね。」
生徒
「記号を使って線を引いたり、スペースを入れたりするだけでも、画面が見やすくなって感動しました!」
先生
「表示の見た目を整える工夫も、プログラミングではとても大切ですよ。工夫次第でいろんな演出ができますからね。」
生徒
「これからは文字列の繰り返しを、もっと活用してみます!ありがとうございました!」
先生
「素晴らしい心がけですね。どんどん実践して、Pythonの楽しさを体感していきましょう!」