カテゴリ: Python 更新日: 2025/12/12

Pythonのif文の基本!条件分岐の書き方とelifの使い方をやさしく解説

Pythonのif文の基本!条件分岐の書き方とelifの使い方をやさしく解説
Pythonのif文の基本!条件分岐の書き方とelifの使い方をやさしく解説

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Pythonで“もし〜なら〜する”っていう判断をプログラムにさせたいときって、どうすればいいんですか?」

先生

「そういうときに使うのが、if文です。条件によって処理を分ける、いわゆる“条件分岐”ですね。」

生徒

「条件ってどうやって書くんですか?難しそう……」

先生

「大丈夫、やさしく説明していきますよ!まずは基本の形から見てみましょう。」

1. Pythonのif文とは?基本の形を覚えよう

1. Pythonのif文とは?基本の形を覚えよう
1. Pythonのif文とは?基本の形を覚えよう

Pythonのif文は、「もし〇〇ならば△△をする」というように、条件によって実行する処理を変えるための文法です。これを「条件分岐」と呼びます。

たとえば、「年齢が20歳未満なら利用できません」といったルールをプログラムにさせるには、以下のように書きます。


old = 18
if old < 20:
    print("20歳未満の方はご利用できません。")

このコードでは、「oldが20より小さいとき(つまり20歳未満のとき)」に、右側の処理を実行しています。

2. if文の書き方のポイント

2. if文の書き方のポイント
2. if文の書き方のポイント

if文の基本的な構文は以下のとおりです。


if 条件:
    実行する処理

条件の部分は、たとえば「a > b」や「age == 18」など、True(真)またはFalse(偽)になる式を書きます。:(コロン)を忘れないようにしましょう!

また、if文の下に書く処理は半角スペース4つで字下げ(インデント)するルールがあります。

3. else文で「それ以外」の処理を書く

3. else文で「それ以外」の処理を書く
3. else文で「それ以外」の処理を書く

if文では条件に合わないときに何もしないのが基本ですが、「それ以外のときはこの処理をする」と書きたいときは、elseを使います。


old = 22
if old < 20:
    print("20歳未満の方はご利用できません。")
else:
    print("ご利用ありがとうございます。")

elseには条件を指定しません。ifの条件がFalseのときに実行されます。

4. elifで複数の条件を分岐しよう

4. elifで複数の条件を分岐しよう
4. elifで複数の条件を分岐しよう

「20歳未満は利用不可、20歳ちょうどなら登録が必要、21歳以上はそのまま利用OK」など、複数の条件を分けたいときにはelifを使います。


old = 20
if old < 20:
    print("20歳未満の方はご利用できません。")
elif old == 20:
    print("登録が必要です。")
else:
    print("ご利用ありがとうございます。")

elifは「else if」の略で、「もし別の条件なら」と書くときに使います。if → elif → elseの順で評価され、最初にTrueになった条件だけが実行されます。

5. if文で使える主な比較演算子

5. if文で使える主な比較演算子
5. if文で使える主な比較演算子

if文の条件では、以下のような比較演算子(ひかくえんざんし)をよく使います。

  • ==:等しい(例:x == 10
  • !=:等しくない(例:x != 5
  • >:より大きい(例:x > 3
  • <:より小さい(例:x < 10
  • >=:以上(例:x >= 0
  • <=:以下(例:x <= 100

たとえば、「数値が10ちょうどであればメッセージを表示したい」という条件は、x == 10と書きます。=(イコール1つ)ではなく==(イコール2つ)を使う点に注意しましょう。

6. 入力値を使ってif文を書く

6. 入力値を使ってif文を書く
6. 入力値を使ってif文を書く

ユーザーから入力された値に応じて処理を変えることもできます。以下は、input()を使った例です。


age = int(input("年齢を入力してください:"))
if age < 20:
    print("未成年です。")
elif age == 20:
    print("20歳ですね。")
else:
    print("成人です。")

input()はキーボードから文字として値を受け取ります。int()で整数に変換してからif文で条件を判定しています。

7. if文のネスト(入れ子)に注意

7. if文のネスト(入れ子)に注意
7. if文のネスト(入れ子)に注意

if文の中にさらにif文を書くこともできます。これをネスト(入れ子)と呼びますが、深くなりすぎると読みにくくなるため注意しましょう。


score = 85
if score >= 60:
    if score >= 80:
        print("合格!しかも高得点です。")
    else:
        print("合格です。")
else:
    print("不合格です。")

このように、複雑な条件のときはネストを使いますが、なるべくシンプルに保つのが読みやすさのコツです。

まとめ

まとめ
まとめ

Pythonのif文と条件分岐の基本を総復習しよう

この記事では、Pythonのif文を使った条件分岐の基本について、初心者の方にも分かりやすい形で解説してきました。 if文は「もし条件が成り立つなら、この処理を実行する」という考え方をプログラムで表現するための、とても重要な文法です。 Pythonでプログラムを書くうえで、if文はほぼ必ず使うと言ってもよいほど登場頻度が高く、 条件分岐を正しく理解できるかどうかが、プログラミング全体の理解度を大きく左右します。

if文の基本形はとてもシンプルで、「if 条件:」のあとに、条件がTrueのときに実行したい処理を書くだけです。 しかし、その裏側にはTrueとFalseという真偽値の考え方や、比較演算子の使い方、インデントによるブロック構造など、 Python特有の重要なルールが詰まっています。 これらをひとつずつ丁寧に理解していくことが、読みやすく正しいPythonコードを書くための近道になります。

else・elifを使った分岐処理の考え方

if文にelseを組み合わせることで、「条件に当てはまらなかった場合の処理」を明確に書くことができます。 これにより、プログラムの動きが分かりやすくなり、想定外の動作を防ぐことにもつながります。 また、elifを使うことで、複数の条件を順番に判定し、それぞれに異なる処理を割り当てることが可能になります。 if、elif、elseはセットで使われることが多く、実際の業務システムやWebアプリケーションでも頻繁に登場します。

elifを使う際の大切なポイントは、「上から順番に条件が評価され、最初にTrueになった処理だけが実行される」という点です。 そのため、条件の順番を誤ると、意図した処理が実行されないことがあります。 条件の内容と順序をしっかり考えながら書くことが、正しい条件分岐を作るコツです。

比較演算子と入力値を使った実践的なif文

if文では、数値や文字列を比較するために、さまざまな比較演算子を使います。 「等しい」「等しくない」「より大きい」「より小さい」といった条件を、 ==!=><などで表現できるようになると、 プログラムの表現力が一気に広がります。 特に、代入で使う=と、比較で使う==を混同しないよう注意することが重要です。

また、input()を使ってユーザーから値を受け取り、その内容によって処理を分岐させる方法も学びました。 実際のプログラムでは、入力された値が文字列であることを意識し、 必要に応じてint()などで型変換を行ってからif文で判定する必要があります。 この一連の流れは、Python初心者が必ず通る大切なステップです。

if文を使ったサンプルプログラム

ここで、これまで学んだif文、elif、elseの考え方をまとめたサンプルプログラムを見てみましょう。 年齢によってメッセージを変える、基本的な条件分岐の例です。


age = int(input("年齢を入力してください:"))

if age < 18:
    print("未成年です。")
elif age < 65:
    print("成人です。")
else:
    print("高齢者です。")

このようにif文を使うことで、条件に応じた柔軟な処理を簡単に書くことができます。 条件分岐を正しく使えるようになると、Pythonで作れるプログラムの幅が大きく広がります。

先生と生徒の振り返り会話

生徒「if文って、ただ条件を書くものだと思っていましたが、考えることが意外と多いんですね。」

先生「そうだね。条件の書き方や順番で、プログラムの動きが大きく変わるからね。」

生徒「elifを使うと、たくさんの条件も整理して書けるのが分かりました。」

先生「いい理解だよ。読みやすい条件分岐を書くことは、とても大切なんだ。」

生徒「入力値を使ったif文も、実際のアプリっぽくて楽しかったです。」

先生「その調子だね。if文はPythonの基礎中の基礎だから、これからも何度も使って慣れていこう。」

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