Pythonのラムダ式を使った簡単な例を紹介(計算編)初心者向け完全ガイド
先生と生徒の会話形式で理解しよう
生徒
「先生、Pythonで計算を簡単に書ける方法ってありますか?」
先生
「ありますよ。Pythonにはラムダ式という機能があって、特に簡単な計算を1行で書ける便利な方法なんです。」
生徒
「ラムダ式って、難しそうな名前ですね…。どういうときに使うんですか?」
先生
「大丈夫、難しくありません。今日は計算の例を使って、初心者でもすぐにわかるように説明します!」
1. Pythonのラムダ式とは?
Python(パイソン)のラムダ式は、「関数を短く書く方法」です。関数というのは、計算や処理をまとめて名前を付けたもののことです。普通の関数はdefというキーワードで書きますが、ラムダ式はもっとコンパクトに書けます。
特に、ちょっとした計算や一度きりしか使わない処理に便利です。
例えば「足し算をする関数」を普通に書くと、こうなります。
def add(x, y):
return x + y
ラムダ式なら、これをたった1行で書けます。
add = lambda x, y: x + y
2. 計算の基本例(足し算・引き算・掛け算・割り算)
ラムダ式は、簡単な計算をすぐに書けるのがメリットです。例えば足し算・引き算・掛け算・割り算をラムダ式で書くと、次のようになります。
add = lambda a, b: a + b # 足し算
subtract = lambda a, b: a - b # 引き算
multiply = lambda a, b: a * b # 掛け算
divide = lambda a, b: a / b # 割り算
print(add(5, 3))
print(subtract(5, 3))
print(multiply(5, 3))
print(divide(5, 3))
実行すると、次のように計算結果が表示されます。
8
2
15
1.6666666666666667
3. ラムダ式の読み方とポイント
ラムダ式の基本構造は次の通りです。
lambda 引数: 処理
- lambda:ラムダ式を作るキーワード
- 引数:計算や処理に使う値
- 処理:引数を使った計算や操作
「引数を使ってこの計算をしてください」という意味になります。
4. 実用例:税込価格の計算
例えば、お店で税率10%を足した価格を計算したいとします。ラムダ式なら次のように書けます。
tax_price = lambda price: price * 1.1
print(tax_price(1000)) # 1000円の商品
print(tax_price(2500)) # 2500円の商品
1100.0
2750.0
このように「ちょっとした計算」を書くとき、ラムダ式はとても便利です。
5. 実用例:割引計算
セールなどで割引価格を計算する関数も、ラムダ式でシンプルにできます。
discount = lambda price, rate: price * (1 - rate)
print(discount(2000, 0.2)) # 20%引き
print(discount(1500, 0.3)) # 30%引き
1600.0
1050.0
6. ラムダ式を使うときの注意点
ラムダ式は便利ですが、注意も必要です。
- 処理が長くなる場合は、普通の
def関数のほうが読みやすい - ラムダ式では
returnを書かない(自動的に返される) - 複雑なロジックには向かない
つまり、「短く・シンプルに書きたいとき」だけ使うのがおすすめです。