カテゴリ: Python 更新日: 2025/10/30

Pythonのreturn文の使い方!値を返す関数の書き方と注意点

Pythonのreturn文の使い方!値を返す関数の書き方と注意点
Pythonのreturn文の使い方!値を返す関数の書き方と注意点

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Pythonで関数から結果を取り出したいときって、どうすればいいんですか?」

先生

「そのときに使うのがreturn文です。関数の中で計算した結果などを外に返すときに使うんですよ。」

生徒

「なるほど!具体的にどうやって使えばいいのか、詳しく教えてください!」

先生

「もちろんです!Pythonのreturn文の使い方と注意点を一緒に学んでいきましょう。」

1. Pythonのreturn文とは?

1. Pythonのreturn文とは?
1. Pythonのreturn文とは?

return(リターン)文は、関数の中で出た結果を呼び出し元に返すための命令です。たとえば、計算の結果を戻したり、文字列を作って返したりするときに使います。

関数はただ処理を実行するだけでなく、「結果を持ち帰る」ことができるのです。

2. returnを使った関数の基本的な書き方

2. returnを使った関数の基本的な書き方
2. returnを使った関数の基本的な書き方

関数の中でreturnを書くだけで、値を返すことができます。以下の例では、2つの数を足して、その結果を返しています。


def add(a, b):
    return a + b

result = add(3, 5)
print(result)

8

このように、add関数は計算結果(8)を返し、それをresult変数に受け取っています。

3. returnがない関数との違い

3. returnがない関数との違い
3. returnがない関数との違い

Pythonの関数では、returnがないと、戻り値はNone(ナン)になります。Noneは「なにもない」という意味の特別な値です。


def say_hello():
    print("こんにちは")

result = say_hello()
print(result)

こんにちは
None

この例では、say_hello関数の中にreturnがないため、resultにはNoneが入ります。

4. returnで複数の値を返すこともできる

4. returnで複数の値を返すこともできる
4. returnで複数の値を返すこともできる

Pythonでは、returnで複数の値を同時に返すこともできます。その場合はタプル(カンマ区切りの値)として返されます。


def get_user():
    name = "たろう"
    age = 25
    return name, age

user_name, user_age = get_user()
print(user_name)
print(user_age)

たろう
25

このように、1つのreturnで2つ以上のデータを一度に返すことができ、とても便利です。

5. returnの位置に注意しよう

5. returnの位置に注意しよう
5. returnの位置に注意しよう

return文が実行されると、そこで関数は終了します。returnのあとに書かれたコードは実行されません。


def test():
    print("ここまで実行されます")
    return
    print("これは実行されません")

test()

ここまで実行されます

このように、return以降のコードは無視されるので、書く位置には注意しましょう。

6. returnを使うと関数が「部品」になる

6. returnを使うと関数が「部品」になる
6. returnを使うと関数が「部品」になる

returnを使って値を返すことで、関数は単なる処理ではなく、使いまわせる「部品」として活躍します。たとえば、「消費税を計算する関数」を作って、いろんな場面で再利用できます。


def calc_tax(price):
    return price * 0.1

print("消費税:", calc_tax(1000))
print("消費税:", calc_tax(2500))

消費税: 100.0
消費税: 250.0

このように、関数とreturnをうまく使うと、コードがスッキリ整理されて、間違いも少なくなります。

7. returnの使い方でよくある間違い

7. returnの使い方でよくある間違い
7. returnの使い方でよくある間違い

初心者がよくやってしまうのは、printreturnの違いを混同することです。printは画面に表示するだけで、値を戻しません。逆にreturnは結果を戻しますが、表示はしません。


def wrong_function():
    print("これは戻り値ではありません")

result = wrong_function()
print(result)

これは戻り値ではありません
None

このように、printで表示しただけでは、関数の結果としては何も返していません。計算結果などを使いたいときは、必ずreturnを使いましょう。

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