Pythonの出力と入力の基本!print()とinput()の使い方をやさしく解説
生徒
「Pythonのプログラミングを始めたいんですけど、まず何を覚えたらいいですか?」
先生
「最初に覚えてほしいのは、画面に文字や数字を表示するprint()関数と、ユーザーから文字や数字を入力してもらうinput()関数です。」
生徒
「ええと、それってどうやって使うんですか?難しくないですか?」
先生
「まったく難しくありませんよ。それでは、Pythonの基本中の基本であるprint()とinput()の使い方を、初心者向けにわかりやすく解説していきましょう!」
1. Pythonのprint()関数とは?
print()関数は、パソコンの画面にメッセージや計算結果などを表示するための機能です。日本語では「プリント」と読みますが、ここでは紙に印刷するわけではなく、「画面に表示する」という意味で使われます。
たとえば、パソコンに「こんにちは!」と表示させたいときは、次のように書きます。
print("こんにちは!")
このコードを実行すると、画面には以下のように表示されます。
こんにちは!
文字のまわりに「ダブルクオーテーション(")」をつけることで、「これは文字ですよ」とPythonに伝えることができます。
2. 数字を表示するには?
数字もprint()関数で表示できます。文字と違って、数字はダブルクオーテーションで囲む必要がありません。
print(100)
実行結果は次のとおりです。
100
また、文字と数字を同時に表示したいときは、カンマ「,」を使ってつなげることができます。
print("あなたの年齢は", 25, "歳です")
あなたの年齢は 25 歳です
3. input()関数とは?
input()関数は、パソコンの画面に「文字を入力してください」と表示して、キーボードからユーザーが入力した内容を受け取るための機能です。たとえば、名前を入力してもらうには次のようにします。
name = input("あなたの名前を教えてください:")
print("こんにちは、", name, "さん!")
あなたの名前を教えてください:たろう
こんにちは、 たろう さん!
このように、input()で入力されたデータは、変数(ここではname)に入れて使うことができます。
4. 変数とは何か?
「変数(へんすう)」とは、入力された値や計算の結果などを一時的に保存しておくための「名前付きの箱」のようなものです。たとえば、name = input("〜")のように書くと、「name」という箱にユーザーの入力内容が保存されます。
あとでprint(name)と書けば、その箱の中身を取り出して表示できます。
5. input()で入力されたものはすべて文字列になる
Pythonでは、input()で受け取ったデータは、すべて「文字列(もじれつ)」という形式になります。たとえ数字を入力しても、それは数字ではなく文字として扱われます。
たとえば次のコードを見てみましょう。
age = input("年齢を入力してください:")
print(age + 5)
このコードはエラーになります。なぜなら、ageは文字列だから、数字の5と足し算ができないのです。
数字として使いたいときは、int()という関数で変換(へんかん)する必要があります。
age = input("年齢を入力してください:")
age = int(age)
print(age + 5)
年齢を入力してください:20
25
int()は「integer(インテジャー)」の略で、「整数(せいすう)」という意味です。入力された文字列を整数に変換するための関数です。
6. 画面表示と入力を組み合わせた例
それでは、print()とinput()を使って、簡単な自己紹介プログラムを作ってみましょう。
name = input("あなたの名前は?:")
age = input("あなたの年齢は?:")
print("こんにちは", name, "さん!")
print("あなたは", age, "歳ですね。")
あなたの名前は?:はなこ
あなたの年齢は?:18
こんにちは はなこ さん!
あなたは 18 歳ですね。
このように、ユーザーが入力した情報を使って、対話的なプログラムを作ることができます。
7. よくあるミスとその対処法
プログラミング初心者がprint()やinput()を使うときに、よくある間違いを紹介します。
- カッコを忘れる →
print "こんにちは"→ ❌ - 文字をクオーテーションで囲まない →
print(こんにちは)→ ❌ input()の入力を数として使うとき、int()で変換しない → ❌
Pythonは「文法(ぶんぽう)」にとても敏感です。1文字間違えるだけでもエラーになるので、焦らずゆっくり書いてみましょう。
まとめ
ここまで、Pythonの基本であるprint()関数とinput()関数の使い方について学びました。print()関数は画面に文字や数字を表示するためのもので、文字列はダブルクオーテーションで囲むことが必要です。一方、input()関数はユーザーからの入力を受け取るためのもので、入力されたデータはすべて文字列として扱われます。数字を計算に使う場合はint()やfloat()を使って型変換することが大切です。
また、変数の基本概念も理解しました。変数は値を保存する「名前付きの箱」のようなもので、入力されたデータや計算結果を保持できます。文字列や数字を組み合わせて表示したり、ユーザーの入力を使って計算や条件分岐に活用したりすることが可能です。print()とinput()を組み合わせることで、対話的なプログラムを作ることができます。
サンプルプログラムの振り返り
# 名前と年齢を入力して表示する簡単な自己紹介プログラム
name = input("あなたの名前は?:")
age = input("あなたの年齢は?:")
age = int(age) # 入力された文字列を整数に変換
print("こんにちは", name, "さん!")
print("あなたは", age, "歳ですね。")
このプログラムでは、input()でユーザーから名前と年齢を受け取り、print()で画面に表示しています。年齢は整数に変換することで、計算にも使えるようになります。これにより、ユーザー入力に応じた柔軟なプログラムを作成する基礎が身につきます。
生徒
「先生、print()とinput()の基本がだいぶ分かってきました。文字と数字の扱いも注意するんですね。」
先生
「そうです。文字列はクオーテーションで囲むこと、数字を計算に使うときは型変換することが大切です。これを守るだけでエラーが減ります。」
生徒
「名前や年齢を入力して表示するプログラムも作れました。入力内容をそのまま使うだけで対話的なプログラムになるんですね。」
先生
「その通りです。print()とinput()を組み合わせることで、ユーザーに応じた柔軟なプログラムが作れます。初心者のうちは、まずこの二つを自在に使いこなせることが重要です。」
生徒
「あと、よくある間違いも分かりました。カッコを忘れたり、文字列を囲まなかったりするとエラーになるんですね。」
先生
「そうです。Pythonは文法に厳しいので、焦らず正しく書くことが大切です。今日学んだことを何度も練習して、しっかり身につけましょう。」