Pythonの演算子一覧と使い方!算術・比較・論理演算子の基本を解説
生徒
「Pythonの演算子ってどんなものがあるんですか?」
先生
「良いところに目をつけましたね。Pythonには、計算や条件の判定に使う『演算子』という便利な記号があるんですよ。」
生徒
「演算子って難しそうですが、どうやって使うんですか?」
先生
「大丈夫です。演算子は、足し算や引き算のような計算に使う算術演算子、数値を比べる比較演算子、条件をまとめる論理演算子などがあります。これから、ひとつずつわかりやすく解説しますね!」
1. Pythonの演算子とは?
Pythonの演算子とは、プログラムの中で計算や比較を行うために使う記号のことです。例えば「+」や「-」などが代表的です。演算子を使うと、数字の計算をしたり、条件を判定できたりします。パソコンを使うのが初めての人でも、計算機を使うイメージで考えると分かりやすいですよ。
2. 算術演算子(計算をする演算子)
算術演算子は、足し算や引き算、掛け算などの計算をする記号です。まずは代表的なものを見ていきましょう。
- +(足し算)
- -(引き算)
- *(掛け算)
- /(割り算)
- %(割り算の余り)
- **(べき乗)
- //(割り算の結果の整数部分だけ)
これらを使うと、簡単な計算がすぐにできます。たとえば、次のようなコードです。
a = 10
b = 3
print(a + b) # 足し算の結果
print(a - b) # 引き算の結果
print(a * b) # 掛け算の結果
print(a / b) # 割り算の結果
print(a % b) # 余り
print(a ** b) # べき乗
print(a // b) # 割り算の整数部分
出力結果は以下のようになります。
13
7
30
3.3333333333333335
1
1000
3
3. 比較演算子(数値を比べる演算子)
比較演算子は、2つの値を比べて、どちらが大きいか、等しいかなどを調べます。結果は「True(正しい)」か「False(間違っている)」で返されます。覚えやすいですよ!
- ==(等しい)
- !=(等しくない)
- >(大きい)
- <(小さい)
- >=(大きいか等しい)
- <=(小さいか等しい)
実際のコード例はこちらです。
x = 5
y = 3
print(x == y) # 同じ?
print(x != y) # 違う?
print(x > y) # xが大きい?
print(x < y) # xが小さい?
print(x >= y) # xが大きいか同じ?
print(x <= y) # xが小さいか同じ?
結果はこうなります。
False
True
True
False
True
False
4. 論理演算子(条件をまとめる演算子)
論理演算子は、複数の条件をまとめるときに使います。例えば「条件Aかつ条件B」など、同時に条件を調べたいときに便利です。
- and(かつ)
- or(または)
- not(ではない)
例を見てみましょう。
a = True
b = False
print(a and b) # aもbもTrueのときだけTrue
print(a or b) # aかbどちらかがTrueならTrue
print(not a) # aがFalseならTrue、TrueならFalse
出力結果は以下の通りです。
False
True
False
5. 実際の例でまとめてみよう
ここまで紹介した演算子を使って、実際の例をまとめてみます。例えば、年齢の条件判定をする場合です。
age = 25
print(age >= 20 and age < 30) # 20歳以上30歳未満?
この場合、結果は「True」になります。つまり25歳は20歳以上30歳未満に当てはまる、ということですね。
6. ちょっとした注意ポイント
演算子を使うときは、全角スペースではなく半角スペースを入れるのが基本です。また、演算子の前後に半角スペースを入れると、読みやすいコードになります。
例えば次のように書きます。
result = 10 + 5
逆に、スペースを入れないと見づらくなるので注意してください。
7. 演算子を使った基本的なプログラム例
最後に、これまでの内容をまとめた簡単なプログラムを見てみましょう。これを自分のパソコンにコピーして、試してみるのがおすすめです。
a = 15
b = 4
# 算術演算子
print("a + b =", a + b)
print("a - b =", a - b)
print("a * b =", a * b)
print("a / b =", a / b)
# 比較演算子
print("a > b:", a > b)
print("a == b:", a == b)
# 論理演算子
print("(a > b) and (b > 0):", (a > b) and (b > 0))
まとめ
Pythonの演算子の特徴と活用方法の振り返り
Pythonで扱われるさまざまな演算子は、算術演算子、比較演算子、論理演算子といった分類に分かれ、それぞれが日常的なプログラミングの基盤となる重要な働きを持っています。算術演算子は数値の計算、比較演算子は値と値の大小や一致を調べる処理、そして論理演算子は複数の条件を組み合わせるために役立つ仕組みで、どれも実践的なプログラム作成には欠かせない存在です。これらの演算子は、初心者がPythonの基本文法を習得する際に繰り返し触れる部分であり、正確に理解することでスムーズなロジック構築につながります。
特にPythonでは計算処理がシンプルに書けることが大きな魅力として挙げられ、足し算や引き算のような基本計算から、余りの計算やべき乗まで幅広く対応しています。同時に、比較演算子によって条件判定を丁寧に記述できるため、年齢判定、数値チェック、状態判定などの処理も自然に書ける点が学びやすさに直結しています。条件分岐や繰り返し処理の中で頻繁に登場する比較演算子は、プログラムの可読性を向上させるためにも重要な役割を果たします。
また、論理演算子を用いることで複数の条件を同時に評価し、複雑な分岐を簡潔に表現することができます。「and」「or」「not」といったキーワードは自然な文章のように条件を繋げられるため、Pythonの書きやすさを象徴する部分といえるでしょう。複雑な条件式でも、読み手が直感的に理解しやすい形で表現できるため、プログラム全体の見通しを良くする効果があります。
さらに、演算子を使う際には可読性を意識した書き方も大切です。演算子の前後に半角スペースを入れるだけで、コードは格段に読みやすくなります。小さな配慮の積み重ねが読みやすいプログラムを生み、作業効率にも影響を与えるため、基本だからこそ丁寧に意識していきたいポイントです。
サンプルコードで見る演算子の実践例
以下は算術演算子、比較演算子、論理演算子を組み合わせたサンプルコードです。実際に動かしながら理解を深めることで、演算子の動きがより身近に感じられるようになります。
score_math = 85
score_english = 78
score_total = score_math + score_english
# 算術演算子
print("合計点 =", score_total)
print("平均点 =", score_total / 2)
# 比較演算子
print("数学の点数は英語より高い?", score_math > score_english)
print("合計点が150以上?", score_total >= 150)
# 論理演算子
print("どちらの科目も70点以上?", (score_math >= 70) and (score_english >= 70))
print("どちらか一方でも90点以上?", (score_math >= 90) or (score_english >= 90))
print("数学の点数が満点ではない?", not(score_math == 100))
このように、演算子は数値処理から条件分岐まで幅広く活用され、日常的なプログラミングの基礎を支える重要な役割を持っています。演算子同士の関係や計算の優先順位を理解することで、複雑な条件設定も簡潔に記述でき、読みやすいコードを書くことにつながります。
生徒
「演算子って記号が多くて難しそうだと思っていましたが、算術、比較、論理に分かれているとわかりやすいですね。特に条件を組み合わせる論理演算子が便利だと感じました!」
先生
「良い気づきですね。演算子は慣れると自然に使えるようになって、プログラム全体の流れを作りやすくなりますよ。特に条件式はロジックの核となる部分なので、しっかり理解しておくと応用が広がります。」
生徒
「算術演算子で計算ができて、比較演算子で条件が調べられて、さらに論理演算子でまとめられるんですね。これが組み合わさると一気にプログラムらしくなる気がします。」
先生
「そのとおりです。これらを組み合わせていくことで、実用的なプログラムが作れます。これからも演算子を使った処理をたくさん試して、理解を深めていきましょう。」