カテゴリ: Django 更新日: 2026/02/01

Djangoマイグレーションエラー対処法|初心者でもわかる原因と解決策

Djangoマイグレーションエラー対処法|よくある原因と解決策
Djangoマイグレーションエラー対処法|よくある原因と解決策

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Djangoでデータベースを使おうとしたら、マイグレーションエラーっていう赤い文字が出て、何が起きているのか全然わかりません……」

先生

「Djangoのマイグレーションは、最初はとても分かりにくいですよね。パソコンを触ったことがない人でも理解できるように、順番に整理して説明します。」

生徒

「マイグレーションって、そもそも何をしているんですか?」

先生

「データベースの設計図を作って、現実のデータベースに反映する作業です。エラーの原因も、設計図と実物が合っていないことが多いんですよ。」

1. Djangoマイグレーションとは何か

1. Djangoマイグレーションとは何か
1. Djangoマイグレーションとは何か

Djangoのマイグレーションとは、モデルと呼ばれる設計書をもとに、データベースを自動で作ったり変更したりする仕組みです。データベースとは、たくさんの情報を整理して保存する箱のようなものです。

現実世界でたとえると、マイグレーションは「ノートに書いた表の下書きを、清書してファイルに閉じる作業」に近いです。下書きがモデル、清書されたものがデータベースです。

2. マイグレーションエラーが起きる理由

2. マイグレーションエラーが起きる理由
2. マイグレーションエラーが起きる理由

Djangoマイグレーションエラーの多くは、モデルとデータベースの状態がズレていることが原因です。例えば、設計図を直したのに、古い設計のまま工事を続けようとすると失敗します。

初心者がよくつまずく原因として、コマンドの実行忘れ、ファイルの保存忘れ、アプリの登録ミスなどがあります。

3. makemigrationsを忘れたときのエラー

3. makemigrationsを忘れたときのエラー
3. makemigrationsを忘れたときのエラー

モデルを書き換えたあとに、設計図を作る命令を出していないと、Djangoは変更を認識できません。このときにマイグレーションエラーが発生します。


python manage.py makemigrations

この命令は「設計図を作り直してください」とDjangoにお願いする操作です。これを忘れると、変更がなかったことになってしまいます。

4. migrateを実行していない場合

4. migrateを実行していない場合
4. migrateを実行していない場合

設計図を作っただけでは、データベースは変わりません。次に必要なのが、実際に反映する作業です。これを忘れると「テーブルが存在しません」というエラーが出ます。


python manage.py migrate

これは「設計図どおりにデータベースを作ってください」という命令です。makemigrationsとmigrateは必ずセットで覚えましょう。

5. アプリをINSTALLED_APPSに追加していない

5. アプリをINSTALLED_APPSに追加していない
5. アプリをINSTALLED_APPSに追加していない

Djangoでは、作成したアプリを「使いますよ」と宣言しないと、存在しないものとして扱われます。設定ファイルに書き忘れると、マイグレーションが正しく動きません。


INSTALLED_APPS = [
    'blog',
]

これは「このアプリもプロジェクトの仲間に入れます」という意味です。名前の打ち間違いもエラーの原因になります。

6. モデル変更後に起きやすいエラー

6. モデル変更後に起きやすいエラー
6. モデル変更後に起きやすいエラー

すでにデータが入っている状態で、モデルの項目を消したり名前を変えたりすると、Djangoはどう処理すればよいか迷ってしまいます。その結果、マイグレーションエラーになります。


class Book(models.Model):
    title = models.CharField(max_length=100)

項目を消すときは「中のデータはどうするのか」を考える必要があります。初心者のうちは、安易に削除しないことが大切です。

7. マイグレーションファイルの不整合

7. マイグレーションファイルの不整合
7. マイグレーションファイルの不整合

マイグレーションファイルとは、変更履歴を保存したファイルです。これが途中で消えたり、順番がおかしくなると、Djangoは過去の状態を再現できなくなります。


python manage.py showmigrations

このコマンドで、どこまで反映されているか確認できます。チェックが付いていないものは、まだ実行されていない状態です。

8. 初心者が安心して対処する考え方

8. 初心者が安心して対処する考え方
8. 初心者が安心して対処する考え方

Djangoマイグレーションエラーは、失敗ではなく「状況を教えてくれているサイン」です。慌てずに、モデル、設計図、データベースの順番を確認しましょう。

エラー文は難しく見えますが、よく読むと「何が見つからない」「どこが違う」とヒントが書いてあります。少しずつ慣れることで、DB設計の理解も深まっていきます。

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